2017年度の四者連絡協議会(四者協)執行部が決まった。四者協は応援団、体育会、音楽系サークル協議会、文化系サークル連合から構成される、市大最大の学生団体だ。構成する各団体の代表者が執行部となる。四者協は学生団体で唯一、大学側との折衝権を持ち、市大の学生と大学間の諸問題の解決を担当している。よりよい課外活動を送るには不可欠な存在だ。
今回は、17年度執行部を務める新体育会幹事長の江島駿太さんと、新応援団団長の荒牧亜燈羽(あとう)さんを紹介する。
第57代体育会幹事長 江島駿太さん
(法・2年・軟式野球部)
江島駿太さん=本人提供
体育会について
——体育会の活動について教えてください。
体育会では、体育会系の部活動やサークルから学生の意見を集めて、四者協を通して大学側へ伝えています。また、三大学体育大会(三商戦)や府大戦、ボート祭といった大会の運営を行っているほか、大学祭実行委員会(まつり)に人員を派遣することで、大学を盛り上げるお手伝いをしています。
——軟式野球部に入部した経緯と、体育会幹事長になった経緯を教えてください。
大学生になる前から野球をしていて、大学でも野球を続けたいと思っていたところ、軟式野球部の方と話をしてすごく面白そうだと感じたのがきっかけです。さらに、勉強やアルバイトと両立できるという点にも非常に魅力を感じて入部しました。部員それぞれがバランスよく個性を発揮しながら活動していて、僕にとってはすごく居心地がいい場所です。
体育会幹事長には、現幹事長の高松(哲平)さんが幹事長として必死に活動している姿を見て、とても憧れていました。僕も自分を変えるきっかけになればと思い、立候補しました。
——意気込みを教えてください。
現在、学生と大学の間には自転車の問題など、様々な問題が存在します。体育会の皆さんはもちろんのこと、学生の皆さんのためになるように活動をしていきたいと思います。また、今年は府大戦が市大で行われます。大会や大学祭を通して大学を盛り上げて、学生の皆さんの思い出づくりに貢献できるよう運営をしていこうと思います。
江島さん自身について
——今までの市大での思い出を教えてください。
友達と遊んだり、食事に行ったりしたのはいい思い出ですね。また、市大には様々なキャラクターを持った人がそろっているなあ、と感じます。すごく勉強している人もいるし、のんびりと大学生活を送っている人もいます。今まで、ここまで多様な人々が集まる環境に身を置いたことがなかったので、そんな環境にいられることに喜びを感じます。
——趣味、最近ハマっていることを教えてください。
阪神ファンなので、シーズン中はずっと試合を見ています。金本監督の「超変革」の2年目に期待ですね。あと、最近は連続ドラマの鑑賞にハマっています。女優さんの美しさに日々もんもんとしています。あと一歩踏み出せない感じがもどかしくて目が離せません。これからは過去作品も見ていこうかな、と思っています。
——座右の銘を教えてください。
「人生万事塞翁が馬」ですね。いつ自分に何が起こるかは分かりません。駄目だと思っていたことでも思いがけずいい方向に進んだり、その逆もあったりします。後でいいことが待っていると信じて、今を全力で生きていこうと思います。
市大生へ
——四者協を構成する組織の代表として、市大生へメッセージをお願いします。
先ほども言いましたが、今年は府大戦が市大で行われますし、ボート祭など一般の学生の皆さんでも参加できるイベントもあります。イベントにどんどん参加して、「市大愛」を高めてください。また、学生と大学の間の問題もしっかり解決できるよう努力していきますので、よろしくお願いします。
第54代応援団団長 荒牧亜燈羽さん
(文・3年・応援団リーダー部)
荒牧亜燈羽さん=本人提供
応援団について
——応援団の活動について教えてください。
応援団はリーダー部、バトン部、吹奏部の3部で構成されていて、現在25名で活動しています。体育会系クラブの試合の応援に行って選手の皆さんに元気を与えたり、文化系サークルの展覧会や舞台、音楽系サークルの演奏を鑑賞したりすることで、大学を盛り上げようと活動しています。
——応援団に入部した経緯と、応援団団長になった経緯を教えてください。
僕が1回生だったときの団長、森岡晋平さんがすごくかっこよくて、僕もこんな人になりたいと思って応援団に入部しました。森岡さんのカリスマ性や熱い想いに引き付けられましたね。
応援団団長に立候補したのは、同回生のみんなが「お前ならできる」「私たちがいるから」と後押ししてくれたからです。不安はもちろんありましたが、同回生からの後押しで吹っ切れました。
——意気込みを教えてください。
僕の団長としての1年は恩返しの年にしたいと思っています。応援団を通して出会ったすべての人々に、です。渉内への応援を通しての恩返しはもちろんのことです。先輩方とは本当にいろいろなことをしました。今度は僕から、応援団を活気づけるということで恩返しをします。また後輩にはたくさんのことを教えてもらいました。いつも和ませてくれる後輩たちにも、応援団に入って良かったと思えるような環境づくりをして恩返しをします。そして何より自分に自信をくれた同回生に精いっぱいの働きで恩返しをします。
また、僕は市大が大好きです。学生の代表として、他の学生の皆さんにも市大に入学して良かったと思ってもらえるような大学をつくり上げていきたいです。そのために、応援団で大学を盛り上げたいですね。
荒牧さん自身について
——今までの市大での思い出を教えてください。
応援に行ったクラブの部員に会ったときに「この間はありがとう!」「次はいつ来てくれるの?」「応援の声、聞こえたよ」と言われたことです。試合後、疲れているだろうにわざわざ挨拶に来てくださった方々もいました。その時は、応援団をやっていて良かった、市大に入学して良かった、と思いましたね。
——趣味、特技を教えてください。
趣味はお酒を飲むことです。特に焼酎が好きですね。特技は、誰とでも話せることでしょうか。そうなれたのも応援団のおかげです。あと、おばちゃんにやたらと好かれます(笑)。
——座右の銘を教えてください。
たくさんありますが、「選択を正解にする」という言葉が大好きです。これは森岡さんがよく口にされていた言葉で、僕の原動力になっています。僕の「団長になる」という選択も正解にしていきたいですね。他には「全力でバカになる」です。こちらは、僕が1回生だった時の副団長の竹内(勇気)さんがよく口にされていた言葉です。「やるからには全力で」という応援団のスタンスが現れていて大好きです。
市大生へ
——四者協を構成する組織の代表として、市大生へメッセージをお願いします。
グラウンドまで少し足を運べば、ラグビーや野球、サッカーの試合が行われています。その試合には友達が出場しているかもしれません。みんなで応援して、いろいろなクラブ、サークルを盛り上げましょう。みんなで盛り上げるということが大事だと思います。みんなで応援して、結果として市大が何かで日本一の大学になればいいし、みんなが市大を好きになるとうれしいですね。
また、四者協にはささいなことでも、「こういう点を変えてほしい」と言ってください。皆さんにとって「市大に入学したこと」が「正解」となる、より良い大学を一緒につくり上げましょう。
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