写真=握力計測の様子(竹内撮影)
6月22日(水)、今年も初夏の健康フェスタに授業後の市大生が集まった。北食堂の中を取り囲むように並ぶブースでは、体重に加え脂肪や筋肉量も量れる体組成計測を始め、握力・肺活量・長座体前屈といった体力測定やアルコールパッチテストなど、日頃まず知ることのできない体の状態を知ることができた。
中でも運営する生協組織部セロリ代表の井上さんがイチオシのコーナーは、専門家に診断してもらえる血流測定だ。採血の瞬間はチクっとするが、プレパラートに乗った血液を画面に拡大すると、昨日食べたラーメンの油や昼のチョコレートの残骸が見えて面白い。サラサラでまん丸の赤血球がかわいく並んでいた筆者は「まあ健康」とのこと。胸をなでおろした。
他にも生活科学部の学生が今日の昼食が健康かを判定してくれたり、保健所が手洗い指導を通して鶏肉の生食を控えるように呼びかけていたりと、面白い企画が並んでいた。
7月に引退を控える井上さんは、「今までで一番お客さんが集まるように努力した」「看板を増設したりウチワを配って宣伝したのは効果があった」とイベント成功のために心を砕いた様子が窺えた。知ってはいたが行きそびれたという人には、初冬の健康フェスタで握力を測定することをお勧めする。初対面で「握力何キロ?」「俺○○キロ」とやり取りをすれば「何聞いてんねん」と思わず笑いながらツッコみたくなり、打ち解けられること間違いなしだ。
7月8日(金)には同じく北食堂で16時半よりビアパーティーが開かれる。さっき「嘘やろ」とニヤついた人、握力の数値をでっちあげて実践してみるチャンスだ。
文責
竹内勇気(Hijicho)
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