大学生と就職活動
大学生活の4年間は長い人生から考えるとほんのわずかな時間ですが、自由時間がたっぷりとあり幅広い人脈を築き社会を見て回るよい期間でした。1・2回生にできる一番の就職活動対策は、大学内外で仲の良い先輩や友達を作ることだと思います。
最後に、就職活動中に一番印象的だった言葉を紹介して、締めくくりたいと思います。それは、私が就職活動を始めて間もない1月下旬。リクルーター面接の最後、市大OBさんが仰った言葉です。「就職活動って、企業が人を選ぶと思ってるやろ?でもな、自分も企業を選ぶんやで。内定2つ出たらどうする? ”選ぶ”のは難しいと思うけど、自分の軸をしっかり持って会社を選んでください。」
その頃の私は「どうやったら企業の人に選んでもらえるか」ばかり考えていて、その全てを理解できていませんでした。痛い目に遭ってようやくOBさんの言葉が少しずつ分かるようになったのですが、結局、企業を選ぶのは”自分”なんですよね。だからこそ、迷いなく決断していくのには、自分の判断基準が大事なのだと実感し、この記事を寄稿させていただきました。
世の中は不景気で、就職難です。夢や志を抱いていても、実現するのは難しいかもしれない。けど、周りが成功だとか、失敗だとか言っても関係ないです。自分がどのように働いていくかという軸を持って、ギャップの少ないところに就職できたら、それで十分だと思います。自らの意思で決断できる幸運な状況、十分に活かしてください。後悔の無い選択を。
バックナンバー
第1回 就職活動が長引く人ってこんな人!?
第2回 ルポ★就活体験記①―公務員志望から民間志望へ
第3回 ルポ★就活体験記②―知られざる人事面接までの道のり
第4回 ルポ★就活体験記③―怒涛の面接ラッシュから内々定へ~文責
上山幸穂 (法学部2009年入学、13年卒)
上山本人です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。予想以上に多くの方に読んで頂き、嬉しく思っております。
ただ大学の友人にも内緒で記事を書いてたため、いまいち読者の反応が伝わってこないまま卒業を迎えてしまいました。今さらですが読者の方の感想が気になっています。
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ueyama.hijicho@live.jp
厚かましくて、すいません。
他の寄稿者のようにTwitterの公開、ブログ等はしておりませんので、こういう形でご依頼させて頂きました。では、失礼致します。
上山幸穂