学生主体の活発な活動を　学友会支援金贈呈式

　平成23年度学友会学生行事助成金／クラブ・サークル支援金贈呈式が8月4日、810教室で行われた。今年学友会より支援を受けるのは、ボート祭、大学祭などの学生行事開催6団体とクラブ・サークル82団体の計88団体で、支援金の総額は1,029万円。

写真＝各団体の代表者が集った810教室

　学友会代表幹事・小田一紀氏と大阪市立大学副学長・桐山孝信氏による挨拶の後、各団体の代表者が小田氏より支援金交付決定書と支援金を受け取った。その後クラブ・サークル代表として、映画研究会、医学部ギターマンドリン部、合唱団フリーデ、剣道部、洋弓部の5団体が活動報告を行った。最後に三浦克之学生担当部長より挨拶があり、贈呈式は滞りなく閉会した。

写真＝学友会代表小田一紀氏

写真＝贈呈式の様子 (ボート祭実行委員会武藤善行さん)

　学友会は、平成17年3月に卒業生が中心となって設立された大阪市立大学の教育支援団体で、在学生やその保護者、卒業生、退職した先生方等の寄付金によって成り立っており、本支援事業は同会の主幹事業。
平成18年度より大阪市立大学が法人化されたのに伴い、大学への公的支援が少なくなった。そこで教育支援団体である学友会から大学予算では賄いきれない学生の勉学活動に対して財政的援助がなされることとなり、現在まで続いている。

　支援金の申請は5月から6月にかけて、学友会のホームページで行われた。学生支援課に登録した大阪市立大学の課外活動団体であれば、誰でも申請することが出来る。
　交付額は、希望金額と申請書の内容、クラブ・サークル員の学友会への入会率などによって評価される。結成目的や活動内容、目標、達成度を、客観的にかつ説得力のある文章で伝えることが求められる。また、大会での実績などを考慮し、より市大の名誉を高めたと考えられる団体にはより多くの支援金が授与される。