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ブログリレーその2 大学4年間(実質2年?)を振り返って

 

前回はちょっと自信作でした。4年生の竹中です。2021年6月25日に当ブログへ記事を投稿して以来、半年ぶりの活動となります。同時に、4年間の新聞部生活で最後の記事になるかもしれません。

 

 「大学四年間を振り返って」

 

このテーマを見て、最初に思い出したのは、大学入試のことです。

 ちょうど4年前のいまごろは、センター試験が終わり、1ヶ月後の二次試験に向けて、高校でも家でも試験対策の勉強をしていました。

 高校で3年間続けてきた勉強生活が、結果はどうあれまもなく終わってしまうことの寂しさや、入試の日程が全て済んでしまったら、自分はなにをすればいいのかという空白感が高まるのを感じつつ、ただとにかく最後の試験に向かっていったのを覚えています。

 

 それから4年が経ちましたが、大学卒業を前にして、同じような気持ちを抱えていることに気付きました。

 時間、金銭、体力などの総合的な自由度がもっとも高かった大学生として過ごす期間が終わり、これから続いていく社会人生活では何がどうなるか分かりません。

今あるものを手放し、これまでとは違う世界に投げ出されるまでのタイムリミットがじわじわと迫ってくるのを待つ時間はどうしても不安になります。

 

 高校の時と違う点は、熱意を持って打ち込むものの有無でしょうか。

 受験のときは、受験そのものが精神的な支柱になっていたように思います。少なくとも必死ではありましたし、3年間の集大成として、全力を尽くせたと思っています。

 比較になってしまいますが、大学生活では、全力を出せたかと聞かれると自信が持てません。大学生らしい活動が思う存分できたのは、2018年に入学してから2年の間で、そこから先は何をするにも、制限なしとはいかなかったからです。2020年の前期には学内が閉鎖され、紙で発行していた新聞は行き場を無くしてしまいました。また、学内イベントの大半が中止となったため、取材対象そのものが消滅してしまい、学内の様子を伝える記事を作るのが困難な時期がありました。

 

 特殊な状況下であったことは認めざるを得ませんが、やりたいことができなかったり、企画を考える際になにかしらの配慮をしなければならなかったりと、ブレーキを踏まなければいけないような状況が陰に陽に様々な形で存在し、全力でやり遂げたという感じはあまりないように思います。

 

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ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

この話は!おわり!

 

 過ぎたことを言ってもしゃーないですし、休刊状態になったときに大喜利コーナーだけでもtwitter上で復旧をもくろむなど、全く何もできなかったどころか、それなりに良い経験が持てたとさえ感じます。

 大学生活の中で、コロナ時代に入る前の通常の状態を体験できた人間が勝手なことを言うようですが、目に見えて違う時期を2つも体験できたことは、多分役に立つと思います。何にかは全く分かりません。

 

 私個人はあまり活動できず、他のメンバーの皆さんにいろいろとお任せしたまま、ほとんど関わる機会が無かったのが心残りですが、ここで次の方にブログリレーの順番をお譲りしたいと思います。

 

 次回以降も、しばらく4回生の投稿が続く予定です。

というわけで、次は福ちゃんの担当になります。お願いします!

 

ブログリレーその1 ー大学四年間を振り返ってー

皆様、明けましておめでとうございます。                                              そして、お久しぶりです、松永です。                                                今年は年末から続く寒波の影響で寒い年明けとなりましたね。いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回から新しくブログリレーが始まります。テーマはずばり、「大学四年間を振り返って」。私たち四回生から始まります。

今回は珍しく、私が初回を担当することになりました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

大学四年間を振り返ってと言われたとき、最初に頭に浮かんだのは、それなりにたくさんのことが起こったな、ということでした。   

一回生の時は今の研究室生活のことなんて何もわかっていませんでしたし、教育実習に行くこともHijichoに入ることすら予想だにしませんでした。(笑)

四年間で成長できたかと聞かれると、自信をもって頷くことは難しいかもしれません。もちろん自分の中で変わった部分はたくさんあり、できなかったことができるようになったり、自分に自信がついたりしたと思います。でも、根本的な性格や好きなものは変わらないのですよね。

まだまだ大人と子どものはざま、いわゆるモラトリアムにあるような気がしてなりません。私は大学院に進むので、その影響もあるのかもしれませんが…。

しかし、案外大人とはそういうものなのかもしれないと最近思うようになりました。責任を負ったり、理不尽なことも飲み込んだり、そんな経験が増えることによって人間として深くなっていくけれど、完璧になれるわけではありません。性格や趣味が簡単に変わるわけもなく、そのままの自分を受け入れて磨いていくうちにふと大人になったな、と感じるのかもしれませんね。今はまだ、自分のそういう未来は見えませんが、それはそれで楽しそうです。

 

話がそれました。

大学四年間を振り返って、今私が思うことはもう一つあります。

それは、無駄な時間なんてなかったということ。

私は、この四年間で旅行に行ったり友だちと遊んだりした回数は他人と比べると少ないと思います。家で過ごした時間やアルバイトをしていた時間が長かったですね。

一回生の時にとある先生がアルバイトやゲームをする時間は無駄だとおっしゃいました。

その気持ちはわかります。勉強したり、貴重な経験をする時間に比べて生産性がないのですから。

しかし、本当にそうでしょうか。私は、家族とこんなに時間を共有できることも、一人の時間を楽しむことも大学だからこそできたと思います。ゲームも読書も、ある人から見たら無駄なことかもしれませんが、本人にとってはきっと大事なことです。

価値を決めるのは自分自身です。いつか、だらけたことを後悔する時が来るかもしれませんが、大学でそういう時間が取れたからこそ頑張れる時期も来るかもしれません。

これからもこの四年間を無駄にしないように頑張りたいなと思っています。

 

いろいろ書きましたが、実際はまだ卒論が残っているのでまだまだ実感はわいていません。(笑)もう少し頑張ろうと思います!

また新たにコロナも流行していますね。いつになればこの戦いが終わるのかわかりませんが、耐えていきましょう。皆様のご健勝を心よりお祈りいたします。

 

次は、ユーモアあふれる文章を書いてくれるぼなくんです!お楽しみに!

最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

ひじちょうのおぞうに

あけましておめでとうございます!編集長のゆっきーです。

今年もひじちょうは面白い・ためになる記事をたくさん発信してまいります。今年もよろしくお願いします!

 

さて、皆さまはどんなお正月をお過ごしでしょうか。

お正月といえば…!

そうですね、「「おぞうに」」です!

中に入れる具、使っている味噌、おもちの形など地域によってさまざまな特徴があるとよく言われますが、本当にそうなのでしょうか…?

今回は、ひじちょうメンバーがどんなおぞうにを食べているのか調査してみました!

 

まずこちらをご覧ください。農林水産省が発行しているおぞうにマップです。(リンクはこちら

ここでは角もち/丸もち、すまし/赤みそ/白みそなどさまざまなおぞうにがどの地域で食べられているかを見ることができます。

地域によってさまざまですね!近畿圏の広い地域では「丸もち白みそ」の組み合わせが一般的なようです。

ということは近畿出身者が多いひじちょうのお雑煮も多くは「丸もち白みそ」なのでしょうか?

さっそく見てみましょう!

 

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1.丸もち+白みそ

やっぱり一番多かった回答は「丸もち+白みそ」の組み合わせでした!5つの家庭のおぞうにを紹介します。

 

1)つっちーのおぞうに

まずこちら、花形の麩が入ってかわいらしいですね!京都出身のつっちー家の関西風おぞうにです。

おもちは親戚の家でついたとのこと。力持ちのつっちーがついたおもち、さぞおいしいことでしょう。

 

2)はっしーのおぞうに

赤人参、大根、里芋、豆腐にかつお節……具だくさんでおいしそう!

赤人参とは大阪市浪速区の難波、木津、今宮を発祥の地とするにんじんだそうです。初めて知りました。

このように地域の野菜を使うのもおぞうにの楽しい特色ですね。

 

3)しんじくんのおぞうに

京都市に住むしんじくんのお家のおぞうにには、祝大根、かしら芋(里芋)が入っているそうです。

かしら芋を入れるのは京風おぞうにならではですね!人の上に立つ「頭(かしら)」になるようにという願いが込められており、かつては一家の主と長男のおぞうににだけ入っているものだったとか。

昔だったらしんじくんは食べられなかったということですね、次男なので。

右の器に入っているのは昆布茶。一緒に食べるのが毎年恒例なのだとのこと。おしゃれ……。

 

 

4)たいへーちゃんのおぞうに

金時人参、大根、小芋が入ったたいへーちゃん家のおぞうに。こちらも地元の野菜を使っていますね!

ちなみにこの金時人参、輪切りになっていますね。

この「輪」を作る切り方が「家族円満」を表すとされ、おぞうにの野菜は輪切りにすることを好む風習も根強いみたいですよ。

おせちもそうですけど、日本のお正月は本当に縁起担ぎに余念がなくて面白いです。

 

 

5)りっちゃんのおぞうに

にんじん、小かぶ、ネギが入ってきれいですね。新宮出身のお父様の希望でおもちは焼いているそうです。

そして食べ方も独特です……。まず野菜と汁を食べ、残ったおもちに砂糖をかけて食べるんだとか!

おばあちゃんが子供のころにこっそり楽しんでいた食べ方がりっちゃん家の伝統になったそうです。素敵ですね!

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2.淡色みそ+丸もち

次に紹介するのは淡色みそを使っているおぞうにです!

こちら、新宅さんのお家の和歌山県の紀北地域風のおぞうにです。

具材は金時人参、大根、小芋。豚汁に近い、優しい味がしそうですね!

ちなみに淡色みそとは、赤みそと白みその中間の色合いのみそのことです。それぞれ熟成させる期間が異なることにより色に違いがでるそうですよ。

(私はこのブログを書いている間にずいぶんおぞうにやお味噌に詳しくなりました。)

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3.すまし+丸もち

そしておすましと丸もちの組み合わせは私、ゆっきーの家のおぞうにです。

小松菜と花かつおというふわっとしたかつお節を入れた、愛知県出身の母が作る三河風おぞうにです。愛知県では小松菜のことを「餅菜」といい、こうしておぞうにに入れるのが一般的なんだとか。母は地元を出て初めて、餅菜の正式名称が「小松菜」だと知ったと話していました。

ちなみに、おぞうにマップでは愛知県は角もちになっていますが、母が小さいころに食べていたのは平もちという平たくて長いおもちを切ったものだそうです。

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4.すまし+角もち

最後に紹介するのは、今回の調査では唯一の「角もち派」、ぼなくんです。

富山県東部風だというぼな家のおぞうににはにんじんと万能ねぎ、そして鮭が入っています!えーーかっこいい。

基本的には鮭缶を使いますが、富山に住む親戚が新巻鮭を送ってくれたときはそれを使うとのこと。

新巻鮭とは、内臓を取った鮭の塩漬けのことです。

それを入れるとなるとかなり塩辛くなりそうですが、一体どんな味がするのでしょう……?

ぜひぼなくんに作ってもらって食べてみたいものです。

 

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…ということで以上、ひじちょうのおぞうにの紹介でした!

こうして比べてみると、同じような近畿圏に住んでいても家庭によって特色があって面白いですね。いろんな地域の、いろんな家庭の食文化が混ざり合って今のそれぞれのおぞうにが生まれているのでしょうか。

 

あなたのお家のおぞうにに似たものはありましたか?

また、今まで知らなかったおぞうにの発見にはなりましたか?

 

もうすぐ学校が始まりますが、それまでの残りの時間、おもちやおぞうにを食べてゆっくり過ごしてくださいね!

 

それではさようなら~

 

レンゲdeすみ博

 こんにちは。加藤です!

 5月5日、レンゲdeすみ博という地域のイベントに参加させていただきました。このイベントは、住吉の魅力を地域の方々が発信していくもので、毎年こどもの日に住吉大社で開催されています。当日は、レンゲ畑が開放されたり、傘にお絵かきできたり、バルーンアートを体験することができたそうです。私たち大阪市立大学新聞 Hijichoは、子供向けにスタンプラリーを行いました。スタンプラリーのポイントは四つあり、私は最後のポイントを、伸二くんと担当しました。私たちのポイントでは「種貸社に縁のある昔話はなーんだ?」という問題を出題しました。実は、子供ができないことに悩んでいた夫婦が種貸社に祈願すると、一寸法師を授かったという逸話があります。そう、答えは一寸法師です!
 当日は、雲ひとつない快晴で心地よかったです。こんな気候が永遠に続けばいいのにと思いました。子供たちはスタンプラリーのポイントを見つけると駆け寄ってきました。とても可愛かったです。答えがわからない子供たちも、紙芝居をしたり、親御さんのヒントで大体わかってくれました。伸二くんは、紙芝居の途中で「一寸法師は……」と口走り、子供たちに「今この人答え言った! 一寸法師や!」と言われ、猛烈に反省していました。私も、紙芝居を風で飛ばし、子供たちに「今一寸法師見えた!」とネタバレをしてしまいました。それでも「スタンプラリー楽しかった?」と子供たちに問いかけると、元気よく「うん!」と言ってくれたので、それはもう満足しました。子供たちは純粋で、無邪気で、私が忘れかけていた心を思い出させてくれました。
 私は、初めてこのイベントに参加させていただいたのですが、地域の人たちを手助けしたり、子供たちと触れ合うことができました。このスタンプラリーを通して知らなかった住吉大社のことを知ることができ、とても楽しかったです! また秋にもすみ博が開催されるそうなので、ぜひ参加したいです!

“新入部員”登場 履修相談会を振り返る

 こんばんは。履修相談会チーフを務めた松岡です。

 今さらといった感じもしますが、3月26、27、30日に開催した履修相談会について振り返ってみます。

 新歓期が始まる前、僕は二つのことを考えていました。

 一つ目は、マンネリ化している新歓を変えたいということです。単なる茶話会に新入生は魅力を感じないのではないか。そう思い、さまざまな提案(時間割新歓はもちろん、男子会、女子会、上回生新歓、ゲーム新歓)をしたところ、部員みんなの賛同を得ることができました。

 二つ目は、自分の持っている授業の情報を新入生にひけらかしたい教えてあげたいということです。何の知識も持たない新入生が自力で時間割を組むなんて不可能です。どの授業が有意義かどうかも、シラバスを読むだけでは分かりません。授業を適当に履修登録し、1回生前期を棒に振ってしまう。そんな不幸な新入生を少しでも減らしたいと思っていました。

 履修相談会には、合計9人(たぶん)の新入生が来てくれました。大体の方は、われわれの話を楽しそうに聞いてくれていました(あくまで個人の感想です)。4月24日現在、そのうちの半分ぐらいがHijichoの他の新歓にも来てくれています。リピーターというのはうれしいものですね(絶対に入れよ!)。

 そして、経済学部男子が入部を決めてくれました! 履修相談会だけを見て決めたわけではないでしょうが、きっかけがそれだと思うと、情に厚い僕は目頭が熱くなります。

 Hijichoは毎年、「秋新歓」を行っています。9月に「時間割新歓 後期編」(仮称)を実施できたら部員がさらに増えるのではないか、と日々妄想しているところです。

 5月14日の「うさぎ会」(Hijicho部員は確定新歓をこう呼びます)まであと20日です。今年は何人入ってくれるかな?

 余談ですが、「何人」と言えば、先日中国人が入部しました。グローバル化の波がHijichoをも襲っています。

3.11に寄せて~関西とふくしまのつながり~

みなさんは福島と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。

会津。白虎隊。鶴ヶ城。

いわき。フラガール。

大震災。大津波。原発事故。

あるいは、何も思い浮かぶものがない人もいるかもしれない。 (さらに…)

「裏ワザ」は原理を把握しないこともあるけれど

あけましておめでとうございます。三が日も終わりましたね。そして、はじめまして。
昨年4月に入部した、2回生のひとしと申します。よろしくおねがいします。Hijicho内では「タメ系」とも呼ばれています。なぜ「タメ系」なのかを知りたければ、一度僕と話をしてみましょう。たぶんわかると思います。 (さらに…)