備えと神戸と陸前高田

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こんばんは。新舎です。

昨日は1月17日でした。

アルジェリアでの人質事件やボーイング787のニュースによって、マスメディアからの発信は若干薄れていたように感じましたが、大切な日ですね。

そう。阪神淡路大震災。

あれから18年が経ちました。
平成生まれの僕らにとって、当時の記憶はほぼないでしょう。
それでもニュースや教科書で教えられる被害状況は、子供心にも強い印象を残したことと思います。
この震災が話題に上がる度に、東北の震災は他人事なんかではないということを突きつけられます。
実際に同規模の地震がこっちで発生したんですからね。 他人事なんかじゃありません。

 

僕が今回取り上げる記事は「陸前高田 復興と忘却」です。
自分で書いた記事ですが、震災つながりで挙げさせてもらいます。
学内よりも学外の被災地関連の人達によく読んで頂いたかなと思っています。

東北大震災と阪神大震災では、あらゆる点で異なります。
阪神大震災では津波はともかく原発事故はありませんでしたし、都市部が近いため物資の分配も比較的速やかに行われたでしょう。
しかし、大規模な火災が発生し、多くの死者を出しました。こちらは東北大震災にはあまりなかったことです。

どちらがどうと比較することに意味はありません。
言われ続けてきたことですが、問題は「次に起こった時の為にどう備えるか」です。
地震が発生することは必然です。
日本で生きている限り、付き合っていかなければならない問題です。

近畿圏では18年前でした。 次はいつ起こるでしょうか。
皆さんはまだ非常用の備えを用意しているでしょうか。

 
災害の最も忌まわしい特徴は、「忘れた頃にやってくる」ことだと思います。
防災意識が薄れた頃に唐突に襲ってくる、このいやらしさ。
正直、ずっと防災意識を保ち続けるのは無理です。
人間は日頃使わない物を奥の方に仕舞い込んでしまうものです。備品も情報も意識も。

実際、僕も普段はそんなことを忘れて活動しています。
今地震が起こったらどうしよう!なんてことはめったに考えません。
ただ、こうした記念となる日にはきちんと整理をし直し、意識を改めようと決めています。
毎年1月17日と3月11日は特別気を引き締め直し、それに関する行事や記事などから刺激を受ける度に引き締めなおしています。
平均して月に1度はそういった刺激を受けるので、毎月意識していることになります。

これはあくまで僕の例なので、「もっと頻繁に意識すべき」や「そんなん疲れるやん」と言う人もいると思います。
それはそれで構わないと思います。
自分が維持できるレベルで、防災意識を呼び起こし続けることができればそれでいいじゃないかなと思います。

 
さて、今その場で地震が起こったとしたら、みなさんはどうやって逃げるでしょうか?
生き延びるためには何が必要でしょうか?
思い出す度にそんなことを考えてみるのもアリかと思います。

なかなかに固い文章になってしまいましたが、これにて失礼させて頂きます。

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