時代の断片を集める。

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 こんにちは、3回生の大川です。ちょっと仮眠を取るつもりがしっかりと眠ってしまい、現在締め切りの30分前です。後輩たちに怒られないよう、必死で執筆している次第です。

 さて私の趣味ですが、3DCGでいろいろな物を制作することです。なかでも最近私が凝っているのが、フォトグラメトリという技術です。フォトグラメトリというのは簡単に言うと、複数の角度から撮影した写真群から対象物を3次元モデル化する技術のことで、とてもリアルなモデルを出力することができます。これを使えば、その辺の石ころを3次元モデル化し、断崖絶壁の一部分として映像・ゲーム制作などに利用する、などといったことができるようになります。

 このように便利なフォトグラメトリですが、私はこの技術の「ある特定の時点の空間を切り取る」という点に着目しています。つまり、フォトグラメトリによって作成した3次元モデルは写真や映像のように、数十年後、数百年後の人々がこの時代のことを知るための媒体の1つになりうるのではないかと思うのです。例えば、現在の法隆寺の外観や内部の装飾までをフォトグラメトリでしっかりと再現してしまえば、今後もし現実の法隆寺がなくなってしまったとしても、私達は仮想空間上で半永久的に法隆寺を見て、参拝することができるようになるのです。

 私は残りの学生生活でたくさんの場所に行き、フォトグラメトリによってこの時代の断片をできる限り収集したいです。

 現在締め切り5分前、なんとか後輩たちに怒られずに済みそうです。次は我らが新代表、2回生の片山くんです。お楽しみに!

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