あの頃気づかなかったこと
こんにちは、2回生の羽戸です。
前回、4月末にブログを書いたばかりですが、その間に新編集長となりました。
サークルでは部員の文章にあーだこーだ言うくせに、いざ授業でのレポートとなると支離滅裂な文になってしまうのが悲しいです。誰か校正してください(泣)。
それはさておき、今回のテーマは「私のランチ」。
これまで他の部員のブログを読んできましたが、人それぞれのランチの思い出があって面白いですね。
私のランチの思い出といえば、母のお弁当、でしょうか。
高校生の時、お昼休みにお弁当を食べていたら、友達に「いつも彩り豊かでおいしそうなお弁当だね」と言われました。当たり前すぎて気づかなかったのですが、確かに毎日母が作ってくれるお弁当は野菜たっぷりで、手作りのおかずがたくさんつまっていました。
そんな中、友達に褒められて少し誇りに思うのと同時に、一つ思い出したことがありました。
そういえば小学生の頃、母のお弁当はあまり好きではなかったな、と。
昔はお弁当の中身が違ったわけでも、母が料理上手ではなかったわけでもありません。ただ、野菜がいっぱいつまったお弁当は小学生の私にとっては物足りなく、もっとお肉の量を増やしたり、もっと冷凍食品や既製品のおかずを入れたりしてほしいと思っていました。手作りのおかずより、そちらの方がなんとなくおいしそうに見えていたんですね。
普段のお昼ご飯は給食ですが、私は学童に通っていたので、夏休みはお弁当の日が続きます。そんなふうにお弁当に不満があった私は、いつかの夏休み、母に「もっと豪華なお弁当にしてよ!」と言ってしまいました。なんて返事をされたのかははっきり覚えていませんが、ただ、困ったような、悲しいような顔をされたのは覚えています。一緒にスーパーに行って、小さな出来合いのチーズ入りハンバーグを手に取って、「これがいい!」と母にせがんだことも覚えています。もちろん、それもおいしいですけどね(笑)
それから少しだけ、手作りおかずの量は減った気がします。
でも、高校生になり、給食の代わりに毎日お弁当になってから、いつのまにか元のお弁当に戻っていました。私もさすがに成長したので、野菜がいっぱいでも不満はなく、それどころか毎日何の気なしにお弁当を食べていました。しかし、友達に言われて、その普段何気なく食べているお弁当が、実は栄養が考えられていて手間暇のかかったものであると気づきました。「もっと豪華なお弁当にしてよ」なんて言ってしまったけれど、既に豪華なお弁当だったんですね。
それから、小学生の時はあれだけ不満だったお弁当が自慢のお弁当へと変わり、母への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
さて、いつのまにか1000字を突破してしまいました。支離滅裂なレポートのようになってしまう前に、ここらへんで打ち切りたいと思います。(え、既に支離滅裂になってるって…?もう私に書き直す元気はありません、おやすみなさい)
長くなってしまいましたが、私の回顧録におつきあいいただきありがとうございました。
つづいては、4回生の福田先輩です。どんなランチのお話をしてくださるのか、お楽しみに!
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