市大グルメチキンレースという概念

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 今回のテーマは「私のランチ」ということで、私が1回生の頃に情熱を燃やしたミールカードの話をします。

 

 現1,2年生のなかには、ミールカードを持っていなかったり、使っている人を実際に見たことがなかったりする方が少なくないと推測するので、簡単にご説明すると、大学の食堂で代金の支払いに使うことができるカードのことです。

 1日に使える金額の上限によっていくつか種類があるのですが、私は1日に500円使えるタイプのカードを持っていました。

 

 

 1日に500円が使えるとはいっても、漫然と食べたいものを選んでいるだけでは、なかなかきっちり使い切ることはできません。

(例:若布そば216円、スライスオクラ64円、クリームコンフェ64円、500mlドリンク144円=計488円)

 

 この例だと、500-488で12円がカードに残ったままになってしまいますが、12円で購入できるものは食堂に存在しない(当然)ので、微妙に額を余らせると、なんだか損をしたような気分で食事をすることになってしまいます。

 もちろんそんな気持ちになるのは不本意なことですし、なによりちょっと余るのが許せない貧乏性というか潔癖な気質があるので、ミールカードを持っていた間の学食での食事は、いかに500円ギリギリまで合計金額を持って行けるかという一点に集約されてしまうというのは、必然の流れであったといえます。

 

 

 2018年6月の記録(ただのレシート)を見てみると、ちく天冷やし山椒うどん302円、パン(たしかバターパン)90円、フルーツヨーグルト108円で、500円ちょうどを達成しています。

 同年11月19日では、鶏卵そば259円、ミニサラダ43円、さつま芋甘露煮86円、野菜ジュース112円で同じく500円を達成していました。

 この2つの記録のうち、前者ではちく天冷やし山椒うどんが、後者では鶏卵そばがそれぞれ夏期、冬期限定商品となっていたので、年間を通じた安定性には欠けていましたが、季節限定商品とこのチャレンジの相性の良さを感じさせずにいられない知見となりました。

 通年販売のものだけでラインナップを組むのであれば、醤油ラーメン345円、ミニサラダ43円、野菜ジュース112円でも500円ちょうどとなります。ただし、これでは2品+ドリンクとなってしまうので、品数をもう少し増やしたいところです。

 

 

 いきなり料理名と金額だけを列挙しても、情報が渋滞を起こすだけなのですが、当時の食堂は本当にたくさんの品数が用意されており、その中からなんとかちょうどいい金額になるような組み合わせを見つけようと躍起になっていた様子が少しでもお伝えできればいいと考え、このような形になってしまいました。

 

 

 最近、用事があって久しぶりに大学に行き、学食を訪れる機会を得たのですが、そこで、往時との様子の違いに非常に驚きました。

 授業がなく、学生が学内にあまりいないためか、以前よりはるかに品数が減ってしまっており、麺類コーナーでは、冷やしうどん、冷やしそば、醤油ラーメンの3種類しか目にすることができませんでした。

 夏季限定のあさり塩ラーメン(388円)や蒸し鶏野菜ラーメン(388円)はもちろん、かけうどん(172円)や若布うどん(216円)、きつねうどん(216円)までもが姿を消していました。

 それがショックで、冷やしうどん(297円)だけ買って冷水機で水(これはタダ)を汲もうとしたのですが、感染対策のために冷水機を撤去した旨の掲示だけがそこにはありました。

 コロナの影響が生活の隅々にまで入り込んでいることをただただ再確認することになりました。

 

 

 大阪府の緊急事態宣言が解除されたことに伴い、対面での授業が解禁されるというアナウンスがなされていますが、それでもしばらくは感染対策への配慮が必要となるでしょうし、通常の状態への復帰にはまだ時間がかかるように感じます。

 仮に、授業形態が元通りになりはじめても、その波が課外活動や、それこそ学食にまでやってくるのがいつになるかは誰にも予想できないと思います。

 今は早く元通りになることを願うだけしかできませんが、それがもし叶ったときは、また学食で500円チャレンジをしたいと思います。

 

 全メンバーが一周したので、テーマ「私のランチ」は今回で終了です!←新メンバーが加入したので、まだ終わらないです!
というわけで、次回は新メンバーの大川君!お願いします!

 

 

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