ブログリレーその8

皆さん、お久しぶりです。松永です。

最近雨が長く降り続いていますね。これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。

ところで、先日雨の止み間に蝉の声が聞こえてきました。ああ、夏が近いな、と改めて感じます。蝉の声は私にとっては夏のサインですね。 幼い頃はよくこの時期になると蝉取りに興じたものです。メスは鳴かないので取りやすいのですが、オスはやっぱりそばで鳴かれるとうるさくて困りました(笑)。

しかし、個人的には蝉取りをするよりも夜の公園に出かけて、蝉の幼虫の羽化の瞬間を見るほうが好きでした。

 

皆さんは羽化を見たことがあるでしょうか。

 

羽化の観察はとてもおもしろいですよ。 結構長い時間がかかるので捕まえてきて観察して、それでも寝落ちしてしまうのが常ですが、本当に少しずつ少しずつ体が出てきて真っ白な蝉の姿になるのです。 全体的に少ししっとりしているので夜の間に乾かしていくのですが、その過程でだんだん体が黒くなっていきます。

一晩かけて乾かしたら、翌日にはもう立派な蝉の姿になっていて、朝から鳴き始めます。 あの体の中にこんなものがはいっていたのかと、初めて見たときは感動しましたね。 羽化を観察した蝉はどうしても可愛く思えて手放しがたいものですが、七日間の命ですから、すぐに放していました。飛んでいく姿は感慨深いですよ。

あんなに時間をかけて蝉になるのですから、きっと成虫の七日間は何者にも代えがたいほど素晴らしい経験をする時間なのでしょうね。 その時間を思う存分楽しんでほしいと思うばかりです。

蝉といえば、松尾芭蕉の俳句に有名なものがありますね。

 

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

 

私の好きな一句です。 課題などのやるべきことに追われてしまってなかなか風情を感じる時間を持てない今日この頃ですが、羽化の観察の時のようにすこしでもゆとりのある時間を持ちたいですね。

短いですが、今回はこのくらいにしたいと思います。

次の人のブログもぜひお楽しみに! ありがとうございました。

ブログリレーその7

こんにちは。福田です。

久々のブログリレーです。

 

オンライン授業にも慣れ始め、雨の湿気と課題でしんどくなってきている方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。

私の最近の変化と言えば、野球が開幕したこととライブが来年に延期になりつつあることですね。心を強く持って頑張っていきましょう…!                                                                                                                                             

何を書こうかと思ったんですが、前回書いたときには授業が始まっていなかったので、受けてみた感想を簡単にですが書いていこうと思います。

 

最初は通学時間かからないし最高だとテンション上がり気味だった私ですが、やはり家だと集中力に欠けてしまうなと感じます。

あとは圧倒的な課題量。

自分の要領の悪さも原因ですが、なかなか他のこととの両立は難しいなと感じる日々です。レポート出すときに何回も読み直さないと不安になるのでめちゃくちゃ時間掛かるんですよね…(笑)。

課題やら何やらで気づけばスケジュールは埋まり、まあ空きすぎていると逆にやる気が出ないので詰め込みたい性格なのですが…。

 

 

話は変わりますがこの前、3ヶ月ぶりに電車に乗りました。課題を書くための用事だったのですが、周りは思った以上に日常に戻っているなと感じました。特に大阪は人がかなりいて、変わったところと言えば全員がマスクをしているところぐらいなんじゃないかと思ったぐらいです。

 

これからも外に出かけるときには自粛しつつも予定のある時には細心の注意を払いながら行動したいものですね。

 

少し短いですが、今回はこれぐらいで締めさせていただきます。

では次のブログもお楽しみに!

ブログリレーその6

 3回生の橋本です。前回のブログリレーの続きでまた記事を書くことになりました。

 前回から1か月が経ち、ようやく大学の授業がオンライン形式で再開しました。今日はオンライン授業を1週間続けた感想を中心に日記を書きます。オンライン授業になって良かったことと悪かったことを紹介しようと思います。あくまでも生徒目線の感想となりますので、大学教員の皆様の感想とは違ったものになりますが、そこはご了承ください。

 

 まず良かったこと。

 家に居ながら授業が受けられるので、毎日片道1時間以上あった通学時間が無くなり、朝早く起きなくても1時間目の授業に間に合うようになったことが一番に挙げられます。これまでは時間割に1時限の授業があるとそれはそれは憂鬱でしたが、今年は週3つも1時限の授業を入れています。

 また、授業の形式によっては、正しい時間割の時刻とは違う時間でも授業内容のスライド資料や先生の録画講義が閲覧できるようになっています。そのため授業内容を予定時刻よりも先に確認して課題にとりかかったり、逆に予定時刻より遅い時間(もちろん先生が許容するwebclassの閲覧可能時間までですが)に授業内容を確認することもできます。これにより一日の予定がフレキシブルに組み立てられます。歯医者の予約の時間に授業時間が重なってしまった場合などは助かりますね。

 さらに、レポート課題の提出形式もオンライン送信がほとんどになったため、手書きで長文のレポートを書かずに済む場合が増えたこともオンライン授業の良い点でしょう。

 

 続いて悪かったこと。

 大学から離れて初めて気づいたことですが、目の前に教授がいないと授業中の緊張感が薄れてしまい、以前よりも集中して授業を受けられませんでした。

 また、時間の組み立てに自由度が生まれたため、自分を自分で律して適切に授業を受ける必要が出てきました。だらけ癖のある自分にはこれがなかなか大変。普段から厳格な予定を立てて家で勉強できる人を改めて尊敬するようになりました。

 そしてもう一つ、授業後すぐに教授へ疑問点を聞きに行くスタイルの人にとっては、webclassを通した教授との質疑応答に多少のタイムラグがあると不便に感じると思います。授業を受けた全ての人の疑問とそれに対する返答が、一つの掲示板に全て載せられるオープン形式になったことは喜ばしいことですが、分からないことをすぐに解消したい人は少々もどかしいでしょうね。

 

 自分のオンライン授業に対する感想はこんなものです。今のところ大学は前期授業を全てオンライン形式で行う予定なので、まだしばらくは用事がない限り大学に通わなくてもよさそうです。6月には大学構内への立ち入りと課外活動の再開が許されるそうなので、それからは大学内で迷っている新1回生の人を見かけたら声をかけて何か力になれたらいいなと思います。

花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに

こんにちは!2020年度代表の大瀧です。誰もブログを書いてくれないので2回目を書くことになりました。悲しいです。

月日の経つのは早いもので、もう4月も終盤にりました。桜も散ってしまいましたね。
感染症の影響でまともに桜を見ることもできなかったので、非常に残念です。

自由に図書館に行ったり、旅行に行ったりできる日はいつになるんでしょうか。
本当に、早い終息を願ってやみません。

本来なら、前期の授業はとっくに始まっていたはずなんですが、最初は2週間延期になり、最終的にはオンラインで、5月14日からということになりました。
つまり、あと3週間近く、何もない日々を過ごさなくてはいけません。

4月から始める予定だったバイトも、なくなってしまいました。まだ、1回も出勤できていません。次の出勤はいつになるんでしょうか。

そんな何もするべきことがない日々の中で、なんとか生産性をあげて、時間を有効に使おうと、資格試験の勉強を始めました。今は、日商簿記1級を勉強中です。秋の試験が果たして開催されるのかもわからない状況ではありますが。

長くなりましたが、とにかく、一日も早く普段通りの生活に戻りたいと思う気持ちしかありません。

最後に、自分が好きな歌の歌詞で終わりにしたいと思います。

今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねときっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう
(中島みゆき「時代」(1975年))

45年も前の曲ですが、今にぴったりな曲です。

今回は以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

ブログリレーその4

桜の花もだいぶ散りましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

初めまして、第4弾のブログを担当します、新3回生の松永です。

え、誰?とお思いの方も多いでしょうね。 何を隠そう私は二回生の冬に入部し、まだ初記事を書くことができていないまま、コロナウイルスの自粛期間に入ってしまった身なのです…(笑)。悲しいですね。

というわけで、ある意味このブログが初記事?となるため少々緊張していますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

最近、ニュースを見ていると、本当に気持ちが沈んでしまうことがあります。 一人暮らしの方はずっと一人でつらい思いをすることもあるでしょう。センチメンタルな気分になって落ち込んでしまうかもしれません。家族で過ごしておられる方も、もしかしたら自分が家族の感染源になってしまうかもしれないという別の恐怖が付きまとうのです。本当に怖いですね。

でも、そういう気持ちにとらわれてしまうと、なんだか心までウイルスに侵されているみたいだと思いませんか?それってちょっと嫌だなあ、と私は思ったわけです。

私はそういう気持ちになったとき、フィクションの世界に浸ります。本や漫画、アニメに映画と、この世にはフィクションが溢れていますね。(もちろんノンフィクションの話も私は好きですが。)フィクションの中では、コロナウイルスも関係ない、こことは違う世界が広がっているのです。それはストレス発散にも効果的でないかと私は思います。実際、今はインターネットで簡単に映画やアニメを楽しむことができるため、自粛期間中に視聴しているという方も多いのではないでしょうか。

フィクションの力は偉大です。話にメッセージ性があるとか、勉強になるとかそういうことはもちろん重要で、得られるなら最高です。でも、もっと根本にある、この話が面白くて、大好きで、続きが気になって仕方ない、そういうどうしようもないような欲求は思った以上に前を向かせくれるものです。

今働いている方々のことを思うと、申し訳なさと感謝の念で胸が押しつぶされそうになります。なにもできない自分がふがいないと感じます。 ですが、今こんな状況だからこそ、できないことに目を向けるのではなく、できることに注目し、一歩ずつ進んでいくしかないですね。普段ならためらうような長編に挑んだり、難しい話にも手を出してみたいと思います。

もしよければ、この機会にフィクションに興味を持っていただければ嬉しいですね。

この辺で今回は終わりにしたいと思います。 次の人のブログもぜひ楽しみにしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ブログリレーその3

 第3弾のブログを担当します新3回生の福田です。私が最近思っていることをつらつらと書いていこうかなと思います。

 ところで、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 本来であれば新学期が始まって少し春休みモードから抜けた頃だったでしょうか。私も就活どうしよう、とか考えながら過ごしていたと思います。

 自宅にいる時間が長くなり、最初は何をするにしてもモチベーションが上がりませんでした。やることはいくらでもあるけど、時間もいくらでもある状態。いつ終わるか分からない外出自粛。当選してめちゃくちゃ楽しみにしていたライブが立て続けの延期。普段ストレスを発散しているカラオケも、ライブも、野球観戦も、友達とカレー食べに行くこともできない。したいことは人によって全然違うと思いますが、「人と直接会って」話せることがどれほど大切だったか改めて感じます。

 そこで試してみたのが「コロナが収まったらやりたいことリスト」を作ること。外に出かけられるならどこに行きたいか、考えていると自分がしたいことを整理できて、とにかく幸せな気持ちになれます。

 そのおかげもあってか、最近は毎日楽しく過ごしています。何をしているかと言えば、本を読んだり語学の勉強をしたり、就活情報を集めたり、ゲームをしたり。あと、ゆっくり音楽を聴ける時間が増えました。ライブまでに曲を完璧に覚えたいと意気込んで聞いてます。その日の気分によって考えることが変わったり、何回も聞いていた曲の歌詞に新たな発見があったり、新しい曲に出会ったり。音楽に限らず、今まで食わず嫌い(?)だった分野も一度試してみることができる時間があるのは良いことですよね。その分野がこれからの生活を変える可能性もあるはずです。

 兎にも角にも一刻も早く元通りの生活に戻りたいものです。これは全員が共通して思っていることではないでしょうか。

 私ももう3回生になりました(まだ実感ないですが…)。もう大学生活も折り返すわけですが本当にあっという間でした。せっかくなのでここからは大学生活でも振り返ろうかと。

 大学に入ってから何ができたか、残せたか、と考えると難しいものです。Hijichoの活動に限って言えば、たくさんの部活・サークルの方にお世話になりました。Hijichoに入っていなければ話せなかっただろう人とも出会えました。人見知りで緊張しまくる私の取材を笑顔で受けてくださった方々には感謝しかありません。拙い文章ですが少しでもサークルの魅力が伝わる文章になっていればと思います。今年度もサークル紹介に限らず学内イベントなどなど、様々な取材をしたいところです。取材依頼お待ちしています(笑)。

 

 私の今年度の目標は「前向きに考えること」「何かを残すこと」です。この時期だからこそ、と言うのもありますが。悩みながらも笑顔で楽しく生きていきたいものです。

 前の二人よりずいぶん内容のないブログになってしまいましたね。いかがだったでしょうか。

 最後まで読んでいただきありがとうございました!これからのHijichoもよろしくお願いします。次の人のブログも楽しみにしていてくださいね。

2020.4.18

ブログリレーその2

 たっきーからブログリレーをやらないかと誘われたので今回は僕がブログの記事を書くことになりました。新3回生の橋本です。

 前回記事を書いた1回生の終わりごろから1年が経ちました。幸運にもHijichoに新しい人が入ってくれたり、大学用に買ってもらったパソコンでたくさんゲームをしたり(グラフィックボードが積んであるのが悪い)、専門科目の化学系の単位でようやくA評価をもらったり、ヒラ部員からなぜか編集長になったりしました(特に編集長らしい仕事はしてないけれど)。

 そして今年から3回生になるわけです。2回生気分が抜けない自分も春休みが終わっていざ大学に通うようになれば気持ちが整うだろう、と思っていました。しかし、これを書いている2020年4月16日現在、日本を含めて世界中で新型コロナウイルスが大流行中で、人と人の接触を減らすべく緊急措置として不要不急の外出を自粛する要請が出ています。大学も5月末まで生徒の立ち入りが原則禁止、前期の授業のほとんどは5月中旬からオンラインの遠隔型実施が決まりました。こりゃ大変だ。

 コロナウイルスの流行がまだ局地的だった頃は、これであの古き良き日本の栄光を取り戻すぜ!みたいな寒いノリと嫌いな東京第一主義を感じた2020東京オリンピックが中止になればいいなとか思っていました。しかしいざ自分の身の回りのイベント(身内でやる予定だった焼肉会など)を感染症対策で中止せざるを得なくなると、安易に中止を唱えるのがおかしく感じるようになりました。実際オリンピックは延期になりましたが、予想していたほどの喜びはありませんでした。ただむなしいだけ。

 今僕が何をやっているかというと、とりあえずマイナビに会員登録し、インターンシップや就職説明会について情報を集めたりしています。3回生=就活準備という印象があったので。そもそも就活イベント自体、コロナウイルスの影響で中止や延期になる可能性もありますが、調べておいて損はないでしょう。ちゃんとした3回生になりたい。

 正直僕はあらゆる自粛を強いることで感染症の広がりを完全に防げるのか、この手段をとった後に何かしら禍根が残らないか不安に思っています。まず農業や漁業などの一時生産に携わる方々、インフラ業界や配送業、卸売業者、小売業の方々がいなければ僕たちは生活できません。病院で今まさに患者さんの治療に務めている医療従事者の方々などは、これまで以上に忙しいと思います。こうした現場で働く方々が感染症にかかるリスクを僕たちに代わって引き受けているかたちです。また自粛要請の影響で仕事が減った飲食店やエンタメ業界などの方々もいます。

 感染リスクから逃れられる人とそうでない人、活動が制限された中で不自由なく生きていける人とそうでない人を分断することで事態の収束を図る社会・・・・というのは大げさかもしれません。しかし今感染症予防に有効な手段が他にあるかと言われると答えにつまる。

 どうしたらいいんでしょうね。

 ニュースを見ていても心がざわめくことが多く変に疲れてしまってはいけません。この記事もなんとか明るい方向に締めたい。ということで何か楽しい話で終わりましょう。

 ここはひとつ、「国民一人当たり一律10万円が給付されたら何に使うか」を考えてみませんか。最近聞いた数少ない喜ばしいニュースです。

 僕は冬用のちゃんとしたコートが買いたいです。2年前高校の同期で集まったときみんなおしゃれな長いコートを着ていましたが、僕だけ防寒だけを考えたウィンドブレーカーを羽織っていたので妙に恥ずかしかった。冬物は夏シーズンに買えば多少安くなるだろうしこのタイミングでいいものを探したいわけです。もしくは背中側に花札の柄があるジャンパーが欲しいです。2~3年前梅田駅の紀伊国屋書店でそれを着ている人を見かけて自分も欲しいなと思って数年が経ちました。お金が余ればパソコンに入れる今までケチって買っていなかった有料の動画再生ソフトの購入に充てたいです。たぶん余るでしょ。

 早く元の日常が戻るといいですね。

 

2020年4月16日 橋本崇俊

ブログリレースタート!!!

こんにちは。コロナウイルスの影響で授業もオンラインになり、サークルの活動も当分の間できないということなので、部員ブログリレーを始めることにしました!

トップバッターを務めます、2020年度代表の大瀧です。

ブログがずっと更新されていなかったので、そろそろ何か書こう、とは思っていたんですが、気が付いたら前の更新から1年以上たってしまいました。

時の流れは本当に速いなあ、と思います

自分も、ついに3回生になってしまいました。

大学に入学してから2年がたち、Hijicho内においても代表になりました。

2年間で何をしてきたのか、と聞かれるとあまり何もできなかったような気もします。

ただ、唯一自慢できるのが2年間で全47都道府県に行ったことなので、面白くないと思いますが今回はその話でもしようと思います。

高校を卒業して初めて行った旅行先は東京でした。

高校の時までは極度のインドア派だったので修学旅行ぐらいしか旅行に行った記憶はほとんどなかったわけですが、卒業した後の春休みに「青春18きっぷ」というものがあると初めて知りました。

そして18きっぷユーザーには定番ですが、岐阜県の大垣駅から東京駅までを走る夜行快速「ムーンライトながら」があります。

そのムーンライトながらの指定席が偶然にも確保できたので、特に何も考えずに東京に行くことにしました。

そして東京にたどり着いたわけですが、東京駅の外に出て丸の内側から駅舎を見た瞬間、日常と違う場所に来たという新鮮さや、感動を感じました。初めて一人で東京に来て、生の東京駅を見たわけですから、すごい感動です。

それが、旅行に行くようになったきっかけです。

そうしていろんなところに行っているうちに、全47都道府県訪問という目標を達成しました。

ちなみに、最後に行ったのは、沖縄県でした。飛行機かフェリー以外の交通手段がないので、やはり後回しになっていました。沖縄を除くと、高知県が最後です。これは、特に理由もなく偶然です。

長くなってしまったので、このあたりで終わりにしようと思います。

そして、コロナウイルスの影響で、世界が大変な状況にあります。

とにかく、終息を願ってやみません。大変ですが、乗り越えていきましょう。

穏やかな毎日を過ごせることのありがたみを感じました。

次に回す人は決めてません。多分、誰かが書いてくれると思います。

大学1年目の反省

 Hijicho1回生の橋本です。後期の試験期間がそろそろ終わる頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

勉強や仕事などで忙しい最中は、これが終わったらあんなことやこんなことをしよう、とその後の行動計画がモクモクと立ち並ぶのに、作業から解放されいざ自由になると何をしていいかわからなくなりますね。そんな春休みが近づくこの時期を良い節目として、1回生を終えたばかりの僕がこの場をお借りして書きたいことがあります。

 

 それは「所属学科での人間関係の構築に失敗した者がいかに1年を過ごしたか」です。これを読まれた方が僕の体験から「大学1年目で不可欠な行動」とは何かを知っていただければ幸いです。

 前期と夏休み、後期の3つに分けてお話したいと思います。

 

 

 僕の所属する学科では、学期の初めに必ずオリエンテーションが行われます。1年目の前期の場合、教授や学生がお互いに自己紹介をした後懇親会をします。そこでは全員が初対面・・・かと思いきや、オリエンテーションの集合場所では既に十数人の人だかりが談笑していました。最近は大学合格が決まるとSNSなどを通じて同じ学科の人を探して早めに連絡を取ることもある、と後になって知りました。この時点で大学生活のスタートダッシュに遅れてしまった予感がありました。

 さすがにオリエンテーションの懇親会で無言はまずい!という焦りから、今は誰でもいいからとりあえず話しかけなきゃ・・・とあたふたしているとある人に話しかけられました。彼をA君とします。彼は僕と同じく1浪して入学したことを引き合いに僕に話しかけてくれました。同じ境遇をもつ者どうし良く話が進みました。これは今考えても幸せなことでした。それがなければ今よりひどいことになったと予想できるからです。人の名前と顔を覚えるのにいつも苦労するので、今日はこの人の顔と名前だけは絶対に覚えて帰ろうと決意して懇親会から帰りました。

 

 問題はその後です。本格的に大学が始まってから痛感したのは、講義ではどの席に座っても構わない代わりに、自分の席は自分で見つけていかなければいけないことでした。A君を見つけて隣に座っていいか訊くと、快く了承してくれました。この調子でほかの人ともうまく付き合えたらいいな、と当時は思うべきだったのです。実際はひとりの友達ができた安心感から、これでいいやとそれ以上の努力をやめてしまいました。その結果は、A君がいない般教科目では「たまには毎回違う席に座って一人でいるのも悪くない(余裕)」という謎ムーブ、学科の全体LINEグループに入っても無発言、A君との会話も大学の連絡事項や講義のプリントの見せ合いのみという、誰が見ても面白みのない無味乾燥な学生の出来上がり。サークル入部に関しては人一倍興味があり自分から情報を集めたこともあり、めでたくHijichoのメンバーになれて気兼ねなく話せる同期の友達や先輩に会えたわけですが、本来大学生の付き合いはサークルだけじゃなく学部学科にも求めていくべきです。大学生活に慣れることに必死で人間関係に気を配れなかった、という言い訳は他のグループの1回生を見れば通用しないと悟りました。

 A君は僕と違って他にも友達を作っており、そのグループで座って講義を受けているところをよく見ています。一応僕も彼に近い席に座ることが多かったですが、彼らに話しかける勇気がありません。講義外でA君に話しかけたのは彼がたまたま一人でいるときぐらいでした。次第に彼とLINEで話すことも減っていきました。

 

 

 自分はもしかすると「失敗」したのではないか、そんな懸念を深めながら前期が終わり、夏休みに入ると学科合宿という院生の方々と合同の親睦会がやってきます。現地集合強制参加、面接形式で行われる1分間の自己アピール課題に加えて宿泊地の部屋割りも当日発表という不安の塊です。真っ青な顔で電車に揺られながら着実に近づく宿泊地。穴があったら帰りたいと願う中、僕のいる列車に救いの神が現れました。例のA君です。幸い彼も一人で向かっており、そこからは二人で移動しました。到着後部屋割りが判明したら嫌でも同じ部屋の人と話せるだろうと思っていたらまさかの二人部屋、しかもその相方は荷物を置いて別のグループへ行ってしまう。こうなるとやはりA君を頼る他なく、自由時間はA君とそのグループにお邪魔させてもらいました。あのときは話しかける勇気が出せたのでしょう。(それがなぜいつもできないのか)懇親会という名のおやつパーティーで少し話した教授から、友達いないと単位落とすよ?(要約)と真顔で言われた恐怖に比べたら、1分間自己アピールの緊張なんて大したことはありませんでした。

 

 合宿が終わるとまたなんとなくA君には話しかけづらくなりました。初めはよく一緒にいたA君に対してなぜそんな態度でいるのか、その理由もこの頃には薄々気づいていました。

 

 

 後期が始まります。その頃にはHijichoでの自分の立ち位置が分かり始め、居心地がよいと思うようになりました。その反面学科での立ち位置は相変わらず宙ぶらりんで、試験の過去問すら誰かにきく勇気が出ず、Hijichoの同じ学科の先輩に頼っていました(おかげさまで試験対策は上手くいきました。大変感謝しております)。宙ぶらりん状態に慣れてしまったのか、外国語科目でほぼ毎回課される短い発音練習の相手が毎回違う人なのも当然のことでした。自分と同じくペアを探していそうな人を探す日々。

 学科内の演習科目での小論文を作るグループワークでも当然ほぼ初対面の人と組みます。ここで僕は二つのことに気づきました。一つはやはりというか、グループワークが始まるまで自分が周りからは’’ある意味’’見知らぬ人物だったことです。学術情報センターのラーニングコモンズで別のグループと一緒に小論文を書いていたとき、誰かがこんな話をしていました。有機化学Ⅰの講義であれ言ってたやつ誰やったっけ。その内容に心当たりがあり、それたぶん僕やわとうっかり声に出してしまったのです。レゴばっかりしてるからやでwと同じグループの人(その人は班活動のどこかで僕がオリエンテーションで言った自己紹介を覚えてくれていた)にからかわれました。それを聞いた話題の会話主みんなが、(ああ、あのレゴ君)という顔をしていました。自己紹介のことを思い出してくれたことは嬉しかったのですが、お互いに名前と顔が一致していないことがここではっきりと分かってしまったのがまた辛い。僕自身その努力をしていなかったので当然です。

 

 そしてもう一つ気づいたこと。それは何か用があるとき、例えば外国語の発音課題の相手探しやグループワークでの作業など必ず誰かを必要とする場合なら、誰とでも苦労せず話ができるということです。A君と話さなくなったのも特別な用事がなかったから。もし演習科目で同じグループになっていたら話す機会が必ずできたでしょう。誰かと協力する必要のある実験科目で出席番号が近い人とは気楽に話せるのも同じ理由でした。

 

 これは突き詰めると’’自分の関心がない人や事柄には全く見向きしない’’という僕の性格に辿り着きます。本当は小学生の終わりごろに担任の先生から近いことを指摘されたことがあり(これは話すと長くなるのでまたの機会に)、それから全く反省せず大学生になっていた。小学校から中学校、高校と学年が上がるごとに人間関係が固定されていくのは自然なことで、新しい友達が増えにくいのは当たり前、予備校でほとんど一人でいたのはみんなが勉強しに来ていて友達作りなんてしないから、と言い訳に言い訳を重ねてきました。今まで自分に親しくしてくれた人たちはみんな向こうから声をかけてくれた人たちで、自分から声をかけて親しくなった人は何人いるでしょうか?数えようとして辛くなりすぐにやめました。

 

 大学生活1年目が終わりを迎えようとしています。サークル活動以外はいつも一人なのもいいかげん慣れてきました。むしろこれが普通なのか?人間みな一人・・・・・?????たまたま自分の学科に目立つグループが多いだけ?

 

 

 何がいけなかったのか。

 

 これを書いている間もずっと考えていましたが、うまくまとめることができませんでした。しかしながらひとつだけははっきりと言えることがあります。それは「自分以外の誰か、できれば多くの人に関心を持って接し、必ず自分から声をかけて、あなたと親しくなりたいという態度を示すこと」が大切だということです。実行するには大変な勇気がいると思います。声をかけた人みんなが快い返事をしてくれるわけではありません。なら次の人に話しかければいい。嫌がられたらすぐにやめればいい。0が-1になることよりも、0が0.1や0.2にならず0のままでいることを恐れるべきだった。

 

 

 以上が僕の大学1年目の体験です。改めて文字に起こすとそのときに感じた辛さと後悔がもう一度襲ってくるようで、なかなか堪えるものがあります。しかし自分が2年目にやらなければならないこともこれで明確になったと思います。まだ大学生活は3年近く残っています。何かを始めるのに遅すぎることはありません。これを読んでくださった方が、大学生活に限らず春からの新生活が良いものになることを願っています。

 

 

 そして春から大阪市立大学に来られる新一年生のみなさまへ。

 こんな失敗をした橋本に興味がございましたら、ぜひHijichoの部室へお越し下さい。思ったこと、感じたことを文字にすること、そしてそれが誰かに伝わったときは大きな喜びがあります。それを「新聞」という手段で達成するのが我々’’Hijicho’’の活動です。一緒に新聞をつくりませんか。

 

 よろしくお願いします。

 

ひじちょうのおぞうに

あけましておめでとうございます!編集長のゆっきーです。

今年もひじちょうは面白い・ためになる記事をたくさん発信してまいります。今年もよろしくお願いします!

 

さて、皆さまはどんなお正月をお過ごしでしょうか。

お正月といえば…!

そうですね、「「おぞうに」」です!

中に入れる具、使っている味噌、おもちの形など地域によってさまざまな特徴があるとよく言われますが、本当にそうなのでしょうか…?

今回は、ひじちょうメンバーがどんなおぞうにを食べているのか調査してみました!

 

まずこちらをご覧ください。農林水産省が発行しているおぞうにマップです。(リンクはこちら

ここでは角もち/丸もち、すまし/赤みそ/白みそなどさまざまなおぞうにがどの地域で食べられているかを見ることができます。

地域によってさまざまですね!近畿圏の広い地域では「丸もち白みそ」の組み合わせが一般的なようです。

ということは近畿出身者が多いひじちょうのお雑煮も多くは「丸もち白みそ」なのでしょうか?

さっそく見てみましょう!

 

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1.丸もち+白みそ

やっぱり一番多かった回答は「丸もち+白みそ」の組み合わせでした!5つの家庭のおぞうにを紹介します。

 

1)つっちーのおぞうに

まずこちら、花形の麩が入ってかわいらしいですね!京都出身のつっちー家の関西風おぞうにです。

おもちは親戚の家でついたとのこと。力持ちのつっちーがついたおもち、さぞおいしいことでしょう。

 

2)はっしーのおぞうに

赤人参、大根、里芋、豆腐にかつお節……具だくさんでおいしそう!

赤人参とは大阪市浪速区の難波、木津、今宮を発祥の地とするにんじんだそうです。初めて知りました。

このように地域の野菜を使うのもおぞうにの楽しい特色ですね。

 

3)しんじくんのおぞうに

京都市に住むしんじくんのお家のおぞうにには、祝大根、かしら芋(里芋)が入っているそうです。

かしら芋を入れるのは京風おぞうにならではですね!人の上に立つ「頭(かしら)」になるようにという願いが込められており、かつては一家の主と長男のおぞうににだけ入っているものだったとか。

昔だったらしんじくんは食べられなかったということですね、次男なので。

右の器に入っているのは昆布茶。一緒に食べるのが毎年恒例なのだとのこと。おしゃれ……。

 

 

4)たいへーちゃんのおぞうに

金時人参、大根、小芋が入ったたいへーちゃん家のおぞうに。こちらも地元の野菜を使っていますね!

ちなみにこの金時人参、輪切りになっていますね。

この「輪」を作る切り方が「家族円満」を表すとされ、おぞうにの野菜は輪切りにすることを好む風習も根強いみたいですよ。

おせちもそうですけど、日本のお正月は本当に縁起担ぎに余念がなくて面白いです。

 

 

5)りっちゃんのおぞうに

にんじん、小かぶ、ネギが入ってきれいですね。新宮出身のお父様の希望でおもちは焼いているそうです。

そして食べ方も独特です……。まず野菜と汁を食べ、残ったおもちに砂糖をかけて食べるんだとか!

おばあちゃんが子供のころにこっそり楽しんでいた食べ方がりっちゃん家の伝統になったそうです。素敵ですね!

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2.淡色みそ+丸もち

次に紹介するのは淡色みそを使っているおぞうにです!

こちら、新宅さんのお家の和歌山県の紀北地域風のおぞうにです。

具材は金時人参、大根、小芋。豚汁に近い、優しい味がしそうですね!

ちなみに淡色みそとは、赤みそと白みその中間の色合いのみそのことです。それぞれ熟成させる期間が異なることにより色に違いがでるそうですよ。

(私はこのブログを書いている間にずいぶんおぞうにやお味噌に詳しくなりました。)

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3.すまし+丸もち

そしておすましと丸もちの組み合わせは私、ゆっきーの家のおぞうにです。

小松菜と花かつおというふわっとしたかつお節を入れた、愛知県出身の母が作る三河風おぞうにです。愛知県では小松菜のことを「餅菜」といい、こうしておぞうにに入れるのが一般的なんだとか。母は地元を出て初めて、餅菜の正式名称が「小松菜」だと知ったと話していました。

ちなみに、おぞうにマップでは愛知県は角もちになっていますが、母が小さいころに食べていたのは平もちという平たくて長いおもちを切ったものだそうです。

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4.すまし+角もち

最後に紹介するのは、今回の調査では唯一の「角もち派」、ぼなくんです。

富山県東部風だというぼな家のおぞうににはにんじんと万能ねぎ、そして鮭が入っています!えーーかっこいい。

基本的には鮭缶を使いますが、富山に住む親戚が新巻鮭を送ってくれたときはそれを使うとのこと。

新巻鮭とは、内臓を取った鮭の塩漬けのことです。

それを入れるとなるとかなり塩辛くなりそうですが、一体どんな味がするのでしょう……?

ぜひぼなくんに作ってもらって食べてみたいものです。

 

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…ということで以上、ひじちょうのおぞうにの紹介でした!

こうして比べてみると、同じような近畿圏に住んでいても家庭によって特色があって面白いですね。いろんな地域の、いろんな家庭の食文化が混ざり合って今のそれぞれのおぞうにが生まれているのでしょうか。

 

あなたのお家のおぞうにに似たものはありましたか?

また、今まで知らなかったおぞうにの発見にはなりましたか?

 

もうすぐ学校が始まりますが、それまでの残りの時間、おもちやおぞうにを食べてゆっくり過ごしてくださいね!

 

それではさようなら~