就職活動は自殺ではない。

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こんにちは。文学部3回の小川です。就職活動してます。今回選ばせていただいたのはコチラ。
就職活動に失敗したからこそ伝えたいこと
この寄稿では、就職活動を終えた上山さんが自身の活動を振り返りつつ、反省点などを書いています。

1 就職活動は人それぞれ。

僕も今まさに、ES (エントリーシート) を書いたりリクルーター面接を受けたりしています。
ESも面接も、落とされることもよくあることです。僕はあまり気にしないのですが、ちょっと病んでいる人もいたりします。
一方で内定がすでに出ている人もいます。twitter上などで喜びを爆発させている方もいます。(もちろん会社名は伏せてですが)

上山さんが書いているように、就職活動は本当に2極化します。
内定が出る人は簡単に出ます。2社しか受けていないと話す友人もいます。
また逆もしかりです。文章が苦手で、ESが通らない。
グループディスカッションが苦手で、面接まで進めないという方も沢山います。

何が違うのか、という話はこの寄稿文を参考にしてみてください。詳しく書いてあります。
僕は少し、別のことを考えてみようと思います。

2 就職活動はやっぱり人それぞれ。

それは
「就職活動は、なるようにしかならない」ということです。
ものすごく薄っぺらい言葉ですが、本当にそうなんじゃないかな、と思います。

大手に行きたい、いい給料と充実した研修制度、当然ブラック企業なんかじゃない、ライフワークバランスのいい会社がいい!
という人がほとんどだと思います。オススメ→「ブラック企業によろしく
かくいう僕もそうです。少しでもいい待遇の企業を求めてしまうのは普通のことだと思います。

ただ、結局面接で通るかどうかというのは、その人の生きてきた結果なのでは?と思います。
それは資格であったりコミュニケーション力であったりという話ではなく、もっと純粋に、それまで生きてきた結果が就職という形で現れるのだろうと僕は考えています。

選択が人を作る、という言葉があります。
就職活動の際になって、「もっとこうしておけばよかった・・・。」と感じることは沢山あります。
面接で落ちると、「自分は他の人より劣っているのだ」という気分には、誰しも少なからずなります。
そして「あの会社は学歴尊重だから・・・」「人事が悪い」などと責任転嫁してしまいたくなる気持ちも、どうしても生まれてしまいます。

ですがそうではなく、面接で落ちるということはあくまでもこれまでの「選択の結果」にすぎないのではないでしょうか。
私達自身が良い・悪いではなく、どういう選択をしてきたか、ということを常に見られているのだと僕は思います。

なのである程度面接で落とされるのは必然なのではないのではないでしょうか。
多種多様な選択をしてきた人たちが、学生を見極めるにあたって、評価するポイントはやはり多様性に富んでいるに違いありません。
確かにどんな相手にも効果抜群なエピソードをもっている人というのも、少なからずいます。
ですがそんな人ばかりではなく、ほとんどの人、95パーセントくらいの人が、これまでの選択は違えど同じようなフィールドに立っています。

あとは志望する企業に、自分の選択の結果がたまたま合うか合わないか、です。
「運」がよければ、すんなり入れますし、「運」が悪ければ、苦労します。
結局そういうものなのだと思います。内定が出たところが、それまでの自分の選択とマッチしていたということなのではないでしょうか。

3 就職活動は自殺ではない。

そしてもし合わなかったとしたら、自分を変えてでもその企業に入るかどうかです。
つまり、選択しなおすということです。
何らかのアピール出来るような経験を、就職活動のために作ることはまったく恥ずかしいことではありません。
就職活動が不安だ、上手くいかないかもしれない、と言う方は、これまでしなかった選択をどんどんするべきだと思います。
そうして、自分を変化させていき、志望企業を目指せばいいのです。

某中二病御用達ノベルスの帯には

「変わりたいと思う気持ちは、自殺だよね」

なんて根暗な文章も書いていましたが、僕はそうは思いません。いやこのノベルスは大好きですが。
やりたいことがあって、それに自分を合わせるということも、立派な選択です。それもすごく難易度の高い。
自分を変えると言うのは自分を殺すということでなく、新しい要素をつけ足すような意識で行えばよいのだと思います。

「どこの企業も受け入れてくれない・・・。もうだめだから、自分に合った企業を探そう」ではなく

「自分の駄目な点は分かったから、そこを直して次は上手くやる」

という、簡単な気持ちの切り替えさえできれば、就職活動も一種のゲームのように思えるのではないでしょうか。

文責

小川陽平 (Hijicho)

Comments 1

  1. 卒業生、老婆心 返信
    13/04/17

    やりたいことがあって自分に合うようにするために、アピール経験を作り出すのは恥ずかしいことですよ。今就職活動中の方々は、今までの選択を怠り、また、今までの選択をありのままに語ることが足りないのでは無いのでしょうか。

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