ブログリレー その12

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竹中君から引き継ぎました、3回生の松永です。

文章をほめてもらえるのはうれしいですね、竹中君ありがとう。

新入生も入ってくれてうれしい限りです。他己紹介は私も読んでいてとても楽しかったです!

 

皆さん近況報告をされているので、私も少しだけ。

最近はオンライン授業に加えて大学に行く機会も増えました。

基本的には週2回の実験のための登校でしたが、最近は来年に迫った研究室配属に向けて、研究室巡りをしています。

当たり前のことかもしれませんが、どの教授の研究もとても熱心で興味深いものばかりです。行けば行くほど迷ってしまいますね。

ですが、いろんな方のお話を聞くのはやっぱりわくわくするので、もう少しこの悩む時間を楽しもうと思います。

 

ところで、先日大学でふと頭上を見上げると、雲一つない晴天の空が広がっていました。

秋冬独特の、澄んだ高い空です。

ご存じの方も多いかもしれませんが、空の色が青いのはレイリー散乱が起こっているからです。今回はこの話をしたいと思います。

 

波長、と聞くと顔をしかめる方もいらっしゃるかもしれませんね。

波長というのは、波が0のところから上に上がって下に下がってまたもとの0に戻ってくるまでに進んだ距離のことを言います。波であることを無視するなら歩幅ですか。この波長が色によって変わってきます。赤色が一番波長が長くて、青色が一番波長が短いです。この時の並び順は虹を想像してください。本当は紫色のほうが波長が短いのですが目にはうつりにくいので無視してください。

そして散乱というのは、光が自分が持っている波長より小さなものにあたり、いろんな方向に向かっていくことです。簡単に言うと、パーティーの時に使うクラッカーみたいなことが起きます。あれは引きますが、逆にぶつかったときだと想像してもらえればなんとなくイメージはつきますか?

レイリー散乱というのは、波長が短いものほど強く散乱するというものです。つまり青色の光が強く散乱されます。今はこれが空が青い理由だと考えられています。

じゃあ、なんで夕方は赤いの?と思う方もいらっしゃるでしょうね。

夕方は太陽が遠くなるので、青色の光は散乱しきってもう届きません。しかし、赤色は散乱しにくいので夕方にも私たちの目に入ってきます。だから夕方には赤系色しかうつらないのだそうです。もちろん学説は変わるので、いつか違う意見が出てくるかもしれませんが。

 

なんだか難しい話をしてしまいました。ごめんなさい。

簡単にまとめると、青色は歩幅がとても短くて、ものにあたってはじけやすいから空は青い、という感じですかね。

 

余談ですが、秋冬の空が澄んで高く見えるのは、空気中の水分が少ないからです。邪魔者が少ないということですね。

雲もより上空にできているとも聞いたことがありますね。

 

さて、少しややこしい話をしてしましましたが、私がこれらのことを知ったのも恥ずかしながら大学の授業でした。やはり少し何かを知っていると空の見え方も変わってくるなあ、と感じたのを覚えています。

 

今回の話で皆さんにとっても空の見方が少し変わるとうれしいですね。

 

「天高く馬肥ゆる秋」

 

ずいぶん冬らしくなってきましたが、もう少し秋の空を楽しみたいですね。

 

次は唯一の2回生大川君にお願いします!皆さんお楽しみに!

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